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保育士とは

保育士とは

「保育士」とはどういうものか

まず保育士について知るために一番最初にまとめておきたいのが、そもそも「保育士」とはどういう仕事かということです。
同じような意味の言葉として「保母さん」や「保育園の先生」といったような言い方がされることがありますが、より正確な意味で用いるのであれば「保育士」という名称が正しい呼び方になります。
なぜ「保育士」かというと、それは職業名称であると同時に免許登録が必要な国家資格でもあるからです。
子供を集団で預かる託児施設には「認可保育施設」と「無認可保育施設」の二種類があり、このうち「認可保育施設」では原則保育に従事するものは全員保育士の資格がなければならないこととなっています。
「無認可保育施設」であっても一定人数は必ず保育士資格者が常駐していなくてはならない届出義務があり、資格を持っていなければそもそも「保育士」という名称をもって仕事をすることはできません。

保育園と幼稚園で異なる資格

またよく間違われているのが、「保育士資格があれば幼稚園にも勤務ができる」ということです。
現在の日本の法律においては保育園と幼稚園は全く異なる管轄として官公庁で取扱がされており、そのためそれぞれの施設で勤務をしていくためには別々の制度でなる資格を取得しなくてはならないことになっています。
保育園は子供を預かるという福祉的な観点から厚生労働省の管轄となっており、幼稚園は就学前の子供に対して早期教育をしていくということから文部科学省の管轄とされています。
ですが実際のそれぞれの現場を見てみるとそれほど差異のないような教育をしている施設もあり、今後はこうした縦割りの制度は少しずつ崩れていくのではないかと予想されています。
しかしながら2006年から実験的にこの2つの省の管轄を一元化した「認定こども園」の制度が行われているにもかかわらず、現在までほとんど進展が見られていないことからなかなか実行までの道のりは長いようです。

これからの保育士さんに望まれること

今後の保育についての政策についてははっきりとした道筋が見えているわけではないこともあり、「保育士」という仕事や資格のニーズはこれからも社会的に大いに必要とされていくことになるでしょう。
しかし時代が変わっても保育士の仕事の適正として変わらないのは「子供が好き」だということです。
「好き」といっても自分の子供や孫のように猫かわいがりをすればよいという意味ではなく、預かる子供一人一人にきちんと向き合うことができるというプロ意識を持って接することができるということです。
子供は大人と違って行動の予測がつきにくく、また運動能力や食物アレルギーなど時代の流れとともにさまざまな変化を見せてきます。
そうした新しい問題に対しても、柔軟に対応していくことができるという意識もまたこれからの保育士さんたちに求められていることです。