1. >
  2. >
  3. 保護者に伝わる連絡帳のコツ

保護者に伝わる連絡帳のコツ

保護者に伝わる連絡帳のコツ

連絡帳の目的

連絡帳は、保育園と保護者とをつなぐ申し送り書です。
ほとんど全ての保育所・保育園では連絡帳の交換を義務付けており、保育士は毎日預かった子供の様子を連絡帳に記録して保護者の方にわたすようにしています。

連絡帳の主な役割は、子供の様子や健康状態など、保育をする人に知っておいてもらいたい情報を共有するということです。
心身の状態で気がついた時には細かく記録をして、それをもとに家庭での保育に活かしてもらえればということで、保育士は日々丁寧に連絡帳の記録をしています。
反対に、保護者の方から子供の様子で気になったことを記録してくれることもあり、そうした時にはその問題が解決できる方法を一緒に考えていくようにしているのです。

未就学児となる6歳までの間というのは成長進度にかなり個人差があり、同じ学年でも4月生まれと3月生まれでは体格面にも行動面にもかなりの違いが見られます。
初めて子育てをする保護者さんの中には「うちの子は発達障害など何か問題があるのではないか?」といった心配をしながら子育てをしていることも多いでしょう。
連絡帳を交換することにより、そうした心配がどの程度のものか、また子供の生育にとってどういった対応をするのが一番よいか、ということを考えていくことになります。

また、連絡帳は業務上の申し送り書としてだけでなく、保護者と保育士が信頼感を築く一つのツールになっています。
保護者からの信頼感を得ることにより保育士も思い切った保育をしていくことができるので、どんな言葉や書き方で伝えるか工夫をしていくことが重要になってくるのです。

書き方、コツ

連絡帳の書き方のコツとしては、「必要事項は必ず記入する」ということと「保育園でその日行ったこととその結果を記載する」ということがあります。

「必要事項」としてはあらかじめ連絡帳に体温、食事、睡眠、排泄といった欄が設けられているので、そこにそれぞれの子供がどんな様子であったかということを記入していきましょう。
また、必要となる持ち物や必要な連絡事項についてももらさずに書き、あとからその人だけが連絡されていなかった、ということがないようにします。
新人の保育士のうちはなかなか気の利いたことを書くことができませんので、まずはそうした必要最低限のことだけでもきっちりしていくことが、信頼関係には重要な意味を持ってきます。

プラスアルファで書き加えるとしたら、その日保育園で行った行事に対してどんな様子であったかを一言書き添えるようにするというのが効果的です。
「今日のプール遊びでは、水遊びが気に入ったのか何度もはしゃいで遊んでいました」など、具体的にどんな場面でどのように行動していたかということを記入してあげると、保護者としても自分の知らない時間の子供の様子がわかり安心できます。