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預かり保育とは

預かり保育とは

預かり保育の需要、メリット

預かり保育とは、幼稚園や認定こども園が正規の保育時間終了後に、子供を延長して預かることができる仕組みのことを言います。

もともと保育園は子供の託児場所として利用される厚生労働省管轄の施設であるのに対し、幼稚園は就学前の子供に対して教育をするための文部科学省管轄の施設とされています。
2つの機能を併せ持った施設が認定こども園ということになりますが、制度ができたのはかなり早い段階であったにもかかわらず、なかなか2つの行政的な区割りがなくならないのが現状です。

それはさておき、教育を目的とする幼稚園の場合は子供が通園する時間は短く、ほとんどの施設が午前8時~午後2時くらいまでとなっています。
午後2時で子供が帰宅するため共働きをしている家庭では、子供に対して教育を行うことができる幼稚園を利用しづらいという問題がありました。

しかし現在では女性の社会進出が進んだことにより専業主婦として幼稚園に通う子供を育てる人が減少していることもあり、ほとんどの幼稚園では「預かり保育」として時間を延長したサービスを提供するようになっています。

なお、預かり保育を実施している幼稚園は、全国で公立2,377園、私立7,182園、合計で9,559園です。
これは公立では全体の約44%、私立では約87%なので、私立幼稚園のほとんどが実施しているということになります(文部科学省による平成17年度調査)。

預かり保育を利用することにより、午後6時くらいまでは幼稚園にとどまることができるので、仕事が終わってから迎えに行くことが十分に可能です。

注意点

預かり保育については制度として推奨をされているものの、実施するかどうかはそれぞれの園によって判断が異なるので、自分の居住地域で必ず利用できるとは限りません。
特に受験対策などで有名幼稚園に入れたいという場合などは、預かり保育ができるかどうかを家庭の方で選ぶことができないという問題もあります。

預かり保育ができる幼稚園に通わせるために通勤・通園距離が長くなってしまうということになると余計に時間がかかってしまうので、子育てのために引っ越しを考えているなら周辺の状況をしっかり調べておいてからの方がよいかもしれません。

なお預かり保育中では、他のクラスの子たちと一緒に一つの教室内で過ごすことになります。
全ての施設がそうとは限りませんが、預かり保育中には普段あまり関わりのないほかのクラスの子や年上・年下の子供と交流をすることができるので、子供は楽しそうにしていることが多いようです。

逆に子供にとってはお友達は早く帰ってママと遊べるのに、自分は何時間も幼稚園で待たなければいけないということに、少し寂しさを感じてしまうこともあるかもしれません。